第5回:【HDMI?USB-C?端子の違いで値段が変わる?】モニター売る前に知っておきたいポイント

HDMI VGAケーブル 買取コラム

1. はじめに:「端子の違い」ってそんなに重要?

モニターを売るとき、見落としがちなポイントのひとつが「接続端子(ポート)」です。
「映ればどれでも一緒じゃないの?」と思うかもしれませんが、どんな端子が付いているかで買取価格は大きく変わることがあります。

中古モニターを探す人の多くは、自分のPCやゲーム機とスムーズにつなげられるかを重視しています。つまり「使いやすい端子」があるモニターは、それだけで需要が高く、査定額も上がるのです。

この記事では、代表的な端子の種類とその違い、売却時に知っておくべきポイント、さらには板橋区で実際にあった出張買取の事例まで詳しく解説します。

2. モニターの代表的な接続端子とは?

まずは、液晶モニターに搭載されている代表的な端子を見てみましょう。

端子の種類 特徴と使われ方

端子備考
VGA(D-Sub)アナログ映像信号。古いPC用。 現在は需要が少なく、買取評価も低め。
DVIデジタル映像信号。古いゲーミングPCに多い。 徐々に減少傾向。評価はやや低め。
HDMI映像+音声を同時出力。テレビやゲーム機も対応。 現在の主流。高評価されやすい。
DisplayPort高解像度や高リフレッシュレートに対応。 ゲーミングPCとの相性◎。評価高め。
USB-C(Type-C)映像・音声・充電・データ通信が1本で可能。 新しいノートPCやMacとの相性◎。非常に人気。

▶ HDMI:現代の標準端子!幅広く使える

HDMI端子は、今もっとも広く使われているモニター端子です。
パソコン・ゲーム機・テレビ・ノートPCなど、さまざまな機器に対応しているため、この端子があるかどうかは、買取価格に大きな影響を与えます。


▶ USB-C(Type-C):1本で何でもできる時代の新定番

最近急激に評価が上がっているのが「USB-C(Type-C)」です。
ノートパソコンと1本で接続できて、映像+音声+給電までまとめて可能というのが最大の特徴。

大学生の間でも人気のMacBookシリーズや、Dell・Lenovoのビジネスノートとの相性もよく、「USB-C対応かどうか」でモニターを選ぶ人が増えているため、中古市場でも高く売れやすくなっています。


▶ DisplayPort:ゲーミング向けに評価アップ

「DisplayPort」はゲーミングPCやハイスペックなモニターによく使われる端子です。144Hz以上の高リフレッシュレートにも対応しているため、FPSゲーマーや映像クリエイターからの需要が高く、この端子があるだけで買取価格が上がるケースもあります。

3. 端子の種類が買取価格にどう影響する?

実際に、端子の種類によって査定額がどれくらい変わるのか、以下に一例をご紹介します(※状態やブランド、年式により変動あり)。

モデル例 搭載端子 おおよその買取価格

インチ端子買取価格備考
21.5インチHDMI+VGA HDMI約1,500〜2,500円汎用性高い
24インチHDMI+DisplayPort約4,000〜6,000円ゲーミング用途もOK
27インチUSB-C+HDMI約6,000〜9,000円新世代ノートPCと好相性
27インチVGAのみ無料引取〜500円以下古い接続しか対応していない

特にVGA端子しかないモデルは、たとえサイズが大きくても需要が非常に少ないため、ほとんど買取対象外になります。

4. 板橋区での出張買取・実例紹介

ここでは、板橋区で実際にあった出張買取の例を3つご紹介します。端子の違いが査定にどう影響したのか、リアルな事例として参考にしてください。

  • 事例①:24インチ・HDMI+DVI → 3,000円
  • 事例②:27インチ・USB-C+HDMI → 8,500円
  • 事例③:ゲーミングモニター・HDMI+DisplayPort → 6,000円

● 事例①:大学生の引っ越し処分で24インチモニターを買取

モニター:I-O DATA製/24インチ/HDMI+DVI端子付き
状態:使用感少なめ、ケーブルあり
▶ 査定額:3,000円

HDMIが付いていたこと、付属ケーブルが揃っていたことが評価されました。
出張スタッフいわく「DVI端子はやや古いが、HDMIがあれば問題なし」とのこと。


● 事例②:社会人が買い替えでUSB-Cモニターを売却

モニター:LG製/27インチ/USB-C+HDMI搭載モデル
状態:美品、付属品完備、元箱あり
▶ 査定額:8,500円

USB-C対応という点と状態の良さが高評価。
最近は“USB-C対応”の問い合わせが多く、すぐ売れるため高く買えます」とスタッフもコメント。


● 事例③:20代男性のゲーミングモニター買取相談

モニター:ASUS TUF Gaming/24インチ/HDMI+DisplayPort搭載
状態:動作◎、箱・ケーブルなし
▶ 査定額:6,000円

DisplayPort付きで144Hz対応という点が評価され、箱なしでもしっかり価格が付きました。

5. よくある質問(FAQ)

Q
HDMIがない古いモニターでも売れますか?
A

VGAやDVIしかない場合は無料引取または処分対象となるケースが多いです。

Q
USB-Cって充電もできるの?
A

はい。USB-C Power Delivery(PD)対応モデルなら、ノートPCの充電も同時に可能です。

Q
端子の数が多いと高く売れる?
A

単純な「数」よりも、「使われやすい端子」があるかどうかが重要です。

6. 出張買取前にやっておきたいチェックリスト

  • 型番・年式の確認
  • 各端子が正常に映るか確認
  • ケーブル・スタンドなど付属品の準備
  • 軽く掃除

✅ 型番・年式の確認
→ モニター裏のシールをスマホで撮影し、事前に伝えておくとスムーズです。

✅ 端子の動作確認
→ HDMIやUSB-Cが正しく映るか、念のためチェックしておきましょう。

✅ 付属品の整理
→ 電源ケーブル、映像ケーブル、スタンドが揃っていれば印象アップ。

✅ モニターの清掃
→ 特に端子周りや画面の汚れは査定時に見られるポイント。軽く拭くだけでもOK!

7. まとめ:端子は“査定の分かれ道”!

モニターの査定では、「何インチか」「どのメーカーか」ももちろん重要ですが、実は「どんな端子があるか」こそが買取価格を左右するカギです。

とくに以下のようなモニターは、板橋区の出張買取でも高評価を得ています

  • USB-C端子対応モニター(MacBookと相性◎)
  • HDMI+DisplayPort搭載のゲーミングモニター
  • HDMIのみでもOK!VGAだけは注意

モニターを売ろうかな?と思ったら、まずは裏面の端子をチェックしてみてください。
それだけで、売れるかどうか、そしていくらになるかが変わってきますよ!

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